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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百六話
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ムの髪とか誉めてたけど私はー?」

俺の抗議は無視する方向なんだな…

エレンの髪?

「綺麗だと思ってるよ。リムが静かな月なら、エレンが燃える太陽だ」

本当に正反対な二人だ。

双子でなく年子らしいが、こうも正反対とは…

まんま小説の人物って訳じゃないのはわかってるけど、因果って奴なのかな。

「真夏の太陽みたいに白く輝く銀髪が示すように、お前の元気さはきっと人を導くだろう」

リムが母親似ならエレンは父親似で、元気っ子というのが当てはまる顔立ちだ。

「リムとは真反対だが、それゆえにリムとは違う魅力がある」

リムの方にも目をむける。

「お前たち姉妹は、きっと大人になったらさぞかしモテるぞ」

金と銀。蒼玉と紅玉。

まるで一揃いのビスクドールのように、完成された『美』。

「エレン、目ぇつむれ」

泡を落としてやり、体を洗ってやる。

そしてようやく俺の番だ。

ぱぱっと髪と体を洗う。

野郎の入浴シーンとか要らねぇだろ。

ん?今なにか電波を拾ったような…

まぁいいか。

俺も湯船に浸かる。

四人入ってもまだ余裕がある。

ここを作った奴はいい趣味をしているな。

円香が、俺の膝の上に座った。

「おにーちゃん。私は?」

円香?

「私の髪は?」

「夜天のようなお前の髪も、オニキスみたいに深い黒の瞳も、綺麗だとおもってるぞ。
その『黒』はお前が姉さんの妹って証さ。
羨ましいよ」

「どうして?おにーちゃんも黒だよ?」

俺の黒い瞳は偽りだからなぁ…

「この黒目な、本当の色じゃないんだよ」

パレード ディキャスト。

瞳が黄金に。虹彩にラインが走る。

「この金色の目が俺の本当の目だ」

「わぁ…一夏おねーちゃんの目、綺麗…」

「ありがとう。エレン。この瞳は気に入ってるけど、隠しとかないといけないのが面倒でな」

「どうして隠すんですか?綺麗な瞳なのに」

「ほら、目立っちゃうだろ?」

「なるほどー」

すると円香がクルッと体を回して、俺と向き合う。

「私もおにーちゃんみたいな目になれる?」

円香には、イノベイターになってほしい。

今は奏の血でどうにかしているが、それが切れたならばどうなる?

だから、円香にはイノベイターとして、人類を超え、強く健康な体を会得して欲しい。

「ああ。なれるよ。がんばったらね」





幼女三人と風呂に入ったあとは、就寝だ。

歯を磨いて三人をベッドに入れる。

「じゃ、俺はソファーで寝るから」

ソファーで横になろうとすると、三人がベッドから出て来て、俺をベッドに引っ張る。

「な
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