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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百六話
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く。

ベッドルームではリムとエレンが円香に番組の解説をしてあげていた。

仲が良くて何よりだ。

「あと十分くらいで風呂貯まるからな」

はーい、と返事が聞こえた。

風呂が貯まるまで数分、今後の事を考える事にした。

この三人の中では、肉体は円香が最も成長しているが、精神は別だ。

ここで問題なのは、学校だ。

円香の戸籍はどうとでもなる。

円香の身長はだいたい小学校高学年ほど。

エレンとリムは来年から小学生だ。

はてさて、円香の年をどうしよう。

一応『八歳』なんだよなぁ…

そのあとつらつらと考えていると、タイマーがなった。

風呂が貯まったらしい。

バスルームに確認しに行くと、ちゃんとたまっていた。

「モレキュール・アクセラレーション」

水分子を振動させる魔法で水温をあげる。

適温になったので、ベッドルームへ。

「風呂貯まったぞ」

「やった!」

「久々のおふろ…」

「おふろ?」

ん?もしかして円香って風呂入るの初めてか?

まぁ、いいか。

部屋の角に置いてあるアルシャーヴィン姉妹のバッグをリムに渡す。

「リム。お前とエレンのパジャマ出しといて」

「わかりました」

で、円香のだが、サイズがなぁ…

円香が昨日着てたパジャマあるけど、綺麗でも同じのは嫌だろうし…

『ますたー。いっそ作ったら?』

『じゃぁ、頼む』

『わかった。ISスーツくらい頑丈に作る』

『橙よ…普通のパジャマで十分だ』

ISは形態変化の際に、量子格納庫内部で部品を組み立てる。

それは超精巧な3Dプリンターと等しい。

ダイアモンドのナイフだって作れる。

その要領で服を作るのだ。

「円香のは後で出すから」

「わかった」

リムが二人分の着替えを出した。

「じゃ、風呂だ風呂」

「ふろー!」

とエレンが服を脱ぎ散らかしてバスルームへ。

そのあとどぽんという水音が聞こえた。

「リム…苦労してるな…」

「はい…」

五歳のテンションじゃねぇな。

じゃ、俺らもいこうか。

円香とリムも服を脱いでバスルームへ。

俺は水着を着ている。

「リム、取り敢えずエレンと湯船に浸かっておいてくれ。
円香から洗うから」

「はい」

円香を風呂椅子に座らせ、頭からシャワーをかける。

「円香。昨日一昨年は姉さんに洗って貰ってたのか?」

「うん。お姉ちゃんに洗ってもらったよ」

「そか」

手にシャンプーをつける。

流石にシャワーは硬水のままだ。

ヨーロッパのシャンプーやボディソープは硬水に調整されているので
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