着任〜艦隊合同作戦
鎮守府防衛戦〜夜の光には乙女が似合う〜
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、今で50ちょっとかしらね」
「それにしても何でこんな所に大勢で来るのかしらね、サラ」
「長い間全力出してんのにまだ喋る余裕あるのかよ」
宮本も話す余裕があるが2人に比べると疲労が分かる
「で、連絡はしたんだろうな?」
宮本が確認を取ると
「勿論したわよ、でもあっちからかかって来たわよ。」
「ちなみに誰の声だった?」
「神通ちゃんみたいだけど何かあった?」
「やっぱ、武器何個か置いて来て正解だったかな」
「ん?何のことかしら?」
アイオワは不思議がりながら聞くと
「それは置いといて、このままじゃ埒があかないからこの周辺を吹っ飛ばすことにしたから、2人もそろそろ下がってくれ」
そう聞くとサラトガは目を光らせて
「て言うことは、装甲をフルで回すって事よね!」
「ああ、そうだよ。出来れば明けるまでにケリを付けたいからな、多分俺は反動で当分力が使えなくなるだろうから頼む」
「私は、あっちの方が好きなんだけど、終わったらモフらせてくれるの?」
宮本は呆れながら
「ああ、今回の礼がそれで良いのならな。じゃ、俺は前へ進むからよろしくな」
〜戦艦寮付近〜
川内は江風を見つけ集合場所へ向かって行ったが
「江風、早く!」
「は、はい川内さん」
2人は敵の少数に見つかり、逃げていた
「さて、どうしたものかな。非常時故に援軍は呼べない、来たとしても江風を守りながらではいつまで持つか。」
多分これしか無いのだろうと、川内は分かっていた
「江風、神通から夜逃げた時に使ったアレまだ覚えてる?」
「川内さんの合図で閃光弾打つやつですか?」
「覚えてるなら大丈夫、今から言うことをしっかり聞いて」
「でも、それじゃあ川内さんが」
「私のことは心配無用!私が合図したら、閃光弾を撃って。その後走って戦艦寮に行きなさい!」
「分かりました、旗艦の命令ですからね」
「それじゃあ、行くよ。3、2、1、0!!」
合図と共に眩い光が溢れた普段の深海で活動している者にはかなりのダメージになるだろう
「川内さん、絶対に帰ってきて下さい!」
そう言って江風は、森の中へ走って行った
「ヒトリハニガシタカ、ダガ、ノコリモヒトリダ。」
「それはどうかな?これで私は…」
川内は不敵な笑みを浮かべ
「ツヨガッテモムダダ。オマエハスグニシヌ。ダグアッ」
川内が急に居なくなり、気付けばさっきまで話していたものが、肉の塊になっていた
「やっと、全力が出せるってもんでしょ」
川内は瞬間移動にも等しい動きをしながら1人また1人と破壊されている。最後に残った深海棲艦は
「ナンダ、ナニヲシタンダ!」
聞いてきた
「何だと聞かれると返答に困るんだよねー。分かりやすく言えば、提督に教えてもらった護身術と神通に追いかけられてた時と同じ速さで逃げて
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