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異世界にやってきた俺は、チート能力を駆使して全力でスローライフを楽しむ!
今後の予定を考える
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俺は地面を蹴る。
 案の定、

「! だ、誰だお前は!」
「い、一体どこから!」

 焦った二人の男の声。
 年齢は俺よりも数十歳上であるらしい。
 そう思いながら俺は、

「“氷の騎刀”」

 そう呟いて大量の氷のナイフのようなものを呼び出して一斉に攻撃する。
 目的はまずその被り物による防御力の減少。
 瞬時にそれらの被り物が引き裂かれて中から男の顔が見える。

 その瞳には暗い影が揺らめいているのを見て、アレと同じだと俺は確信しつつ、

「魔法の感覚もだいぶ戻ってきたか? さてと、あと一つ。“風の拳”」

 そう言って俺は、風の塊をぶつけてそこにいた“敵”二人を気絶させたのだった。

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