第二十七幕:虹の華をつないで
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は、みんなで線香花火です☆」
心桜「この一枚も、殿堂入りだねー」
笹夜「ええ♪ 七夏ちゃんと凪咲さん、よく似ていて素敵です♪」
七夏「くすっ☆」
心桜「そういえば、花火で思い出したけど、今度どうする?」
七夏「え!?」
心桜「花火大会!」
七夏「みんなで浴衣がいいな」
心桜「え!?浴衣!?」
七夏「ここちゃー浴衣あまり着ないから・・・」
笹夜「心桜さん、この時は浴衣を着ていますけど」
心桜「まあ、つっちゃーの家の中ならいいんだけどね・・・浴衣で外を出歩くのは・・・」
七夏「くすっ☆」
笹夜「私も心桜さんと七夏ちゃんの浴衣が見てみたいかしら?」
心桜「あたしも笹夜先輩の浴衣姿、楽しみだよ!」
笹夜「でも、七夏ちゃんの家まで浴衣で来るのは・・・」
心桜「だったら、つっちゃーの家で着替えれば? そのままお泊りも!」
笹夜「まあ! いいのかしら?」
七夏「はい☆」
心桜「よし! またみんなで泊まろう!」
七夏「くすっ☆ 私、お母さんにお願いしてみますね☆」
笹夜「ありがとう。七夏ちゃん♪」
心桜「でも、浴衣、家にあったかなぁ」
七夏「私ので良かったら」
心桜「それもいいんだけど、昔みたいなことがあったら」
七夏「あ・・・」
時崎「?」
笹夜「何かあったのかしら!?」
心桜「うん。昔、つっちゃーの浴衣を借りて花火大会に出かけたんだけどさ。その時、屋台の隅で、鎖がからまって身動きが取れなくなっていた犬を見つけたんだ。けど、屋台の買い物で両手がふさがっていたから、足で鎖を解こうとしたら、その犬に噛まれた」
笹夜「まあ! 大丈夫だったの?」
心桜「噛まれたのは浴衣の裾のみで、怪我はなかったけど、驚いて足を振り回した時に裾がビリーッて裂けてしまったんだ。ま、おおちゃくしたあたしが悪いんだけどさ。あの時はごめん。つっちゃー」
七夏「いえ、ここちゃー怪我しなくて良かったです」
笹夜「そうなの・・・では、せっかくですから、心桜さんの浴衣を買いにゆくのはどうかしら?」
心桜「え!? わざわざ買うの?」
笹夜「(心桜さん、七夏ちゃんに協力するって・・・)」
心桜「(あ、そだったね)」
時崎「?」
心桜「よし! では、後日、見にゆく計画としますか!」
その後も三人は、MyPadを見て楽しそうに話しながら、ふきだし付箋にコメントを記してくれた。
七夏「柚樹さん☆ ひととおり出来ました☆」
時崎「みんなご協力、ありがとう!」
笹夜「どういたしまして♪ 私も楽しめました♪」
心桜「だねっ! でも、あたし思ったんだけどさ」
時崎「え!?」
心桜「このMyPadに直接コメントを書いてもよかったんじゃない?」
流石、鋭い天美さん。確かにデジタルアルバムに直接コメントを記してもらったほうが手っ取り早い
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