第二十七幕:虹の華をつないで
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「高月さんは、駅の場所を聞かれただけだよ。それを見た俺が、勝手に高月さんが絡まれていると勘違いしただけ」
七夏「そうなのですね☆」
心桜「そ、そうそう!」
笹夜「時崎さん。あの時は、すみませんでした」
時崎「いや、こっちこそ」
心桜「あたしも、ごめんなさい!」
時崎「ほんと、気をつけてよ!」
心桜「(ありがと。お兄さん!)」
七夏「???」
心桜「おっ! 笹夜先輩! 初登場! 遂にアルバムデビューだね!」
笹夜「え!?」
天美さんの話から「夕陽を眺めている高月さん」の写真の事だと分かった。
心桜「笹夜先輩!『初めて撮影してもらいました☆ 少し、とてもドキドキです☆』だね!」
笹夜「まあ!」
七夏「ここちゃー、夕日を眺めている笹夜先輩が、そんな事を話すの?」
心桜「あははっ! 冗談だって!」
笹夜「いつの間にか、撮影されていたのですね」
時崎「すまない」
笹夜「いえいえ♪」
心桜「あたしが、笹夜先輩の撮影をお願いしたんだよ」
笹夜「そうだったの・・・えっと・・・」
七夏「『素敵な笹夜先輩! これからもよろしくです☆』かな?」
笹夜「七夏ちゃん、ありがとう♪ こちらこそ♪」
心桜「これは、皆で海に出かけた時だね!」
七夏「はい☆」
心桜「三人決まってるねー! これは殿堂入りじゃない!?」
笹夜「大袈裟です」
心桜「笹夜先輩がパレオをキャストオフれば、間違いなく殿堂入だよ!」
笹夜「心桜さんっ!」
七夏「私、この写真の笹夜先輩、とっても素敵だと思います☆」
心桜「それは認めるよ! 笹夜先輩はホント、白い肌、長い黒髪、スタイル抜群な上にストラッピーでパレオ装備なんて、ラスボスの後に登場する女神様か何かですか!?」
笹夜「褒められてるのかしら?」
心桜「もちろん!」
笹夜「なんだか、複雑です」
心桜「あはは! そんな無敵の笹夜先輩にも、弱点があったんだよねー」
七夏「こ、ここちゃー!」
笹夜「あの時は、心桜さんと七夏ちゃんにお世話になりました♪」
心桜「いえいえ! でも、弱点が無くなったら、ますます無敵じゃないですかっ!」
笹夜「まだまだ、苦手な事も沢山あります」
心桜「お! これは、浮き輪をキャストオフって泳いでる笹夜先輩! ・・・よりも、つっちゃーの方が目立ってるんだけど」
七夏「えっと、ごめんなさい☆」
心桜「いやいや、面白い一枚だねー。なんてコメントしようかな?」
笹夜「『海で泳ぐ楽しさを教えてくれて、ありがとう♪』かしら?」
心桜「うんうん!」
七夏「くすっ☆」
心桜「これは、皆で花火だね!」
七夏「はい☆」
心桜「ひとだま花火の不気味さが蘇ってきたよ」
笹夜「心桜さん、そういうの好きなのかしら?」
心桜「ま、面白くて楽しければねっ!」
七夏「あ、これ
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