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世界に痛みを(嘘) ー修正中ー
七武海 サー・クロコダイル
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「ええ!」

 ルフィの問いかけに肯定の意を示すビビ。

「…だがそれよりも俺達は散った方が良いな。」
「確かに…。」
「よし!それじゃあ、後で…!!」



『"ワニの家"で会おうっ!』

 ルフィの言葉と共にゾロ達はその場から周囲へと散開する。



「アキトはビビと一緒に!」
「ビビと…?」
B・W(バロックワークス)の連中に顔が割れていない人の中で実力と機動力を備えているのはアキトだけよ!アキトはビビの傍にいてあげて!」

 確かにナミの言う通りだ。
 ナミの言葉に肯定の意を示したアキトは即座にビビの傍に駆け寄る。

「…アキトさん?」
「ビビは俺と一緒に行動だ。」
「…!よろしくお願いします、アキトさん!」

 アキトが自分と共に行動してくれることを理解したビビは嬉しさと安心を内包した笑顔を見せる。
 実に頼もしい相棒だ。

 こうしてアキトとビビは共に行動することになった。







▽▲▽▲







 時は少し遡り、舞台は再び夢の町『レインベース』へ。

 この町最大のカジノである"レインディナーズ"、その一室には今、招かれざる珍客が訪れていた。

社長(ボス)、…私は再び貴方から任務遂行のチャンスを貰うべくこの場に赴いたのですガネ。」

 包帯をその顏に巻き付け、物申すはMr.3。
 スパイダーズ・カフェから幹部達に気付かれないように後を付けていたのだ。

「…チャンスだと?それに任務遂行し切れなかったとはどういうことだ、Mr.3?」

「いや、ですから麦わらの一味と王女ビビを取り逃がしてしまったことを…」

「は?」

 社長(ボス)の凄まじい眼力に怯え、後退してしまいそうになるもMr.3は何とか立ち止まる。

「てめぇ、リトルガーデンで王女ビビを含む麦わらの一味全員を始末したと電伝虫で報告したじゃねぇか?」

「で…電伝虫?何の話ですカネ?私は"リトルガーデン"で電伝虫は使っていませんガネ…?」

「…何…!?」

 生じる食い違い。
 両者は互いに押し黙る。

 これは一体どういこうことだろうか。 







「……成程、そういうことか。アンラッキーズが執拗に口を割らなかったのも、リトルガーデンから帰ってこないのもそういうことだったのか。」

 クロコダイルは嘆息しながらもその場に座り込む。
 全てを理解したとばかりに。

 Mr.3の自白で確信した。
 頭の切れる何者かが、裏で暗躍している。
 麦わらの一味の何者かが此方に自分達の情報をリークされないように動いているのだと。

 それも天へと羽ばたく翼を有し、それなりの戦闘能力も有
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