無 視☆
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ここでウィスとロスヴァイセの通信は終了する。
さて、それでは…
「私はこれから地球に帰還するので黒歌はオーフィスとゲームを続けていてください。」
「そうはいかないにゃ!そのロスヴァイセという泥棒猫の正体を掴んでやるにゃ!」
いや、その言葉そっくりそのままブーメラン。
「…我もウィスと共に行く。」
ウィスの左足にピタリと抱き付き、オーフィスも地球へと行くことを決意する。
「はあ…、それでは参りましょう。」
ウィスは嘆息しながら杖を地面に打ち鳴らす。
途端、白銀の光がウィス達の周囲を円を描くように循環し、包み込む。
瞬く間に白銀の光が迸り、幾度も循環し、周囲を幻想的に照らし出し、その輝きを増していく。
やがて途轍もない速度でウィス達は天へと勢い良く飛翔し、宇宙へと飛び立ち、地球へと向かっていった。
▽△▽△▽△▽△
無事、オカルト研究部へと辿り着いたウィス。
オカルト研究部の室内には泣き崩れる一人の女性の姿があった。
「酷い!こんなにオーディン様の為に、こんなに頑張っている私を忘れて極東の地に置いていくなんて!」
オカルト研究部で泣き叫ぶは北欧の主神であるオーディンの付き人であったロスヴァイセ。
彼女は今や異邦の地で孤立していた。
「きっと私なんてどうでもよくなったんだわ!」
そう、彼女は自身が仕えていた上司に三大勢力会議の後見事に置いてけぼりにされ、実質的なリストラを受けたのだ。
リアス達は彼女に懸ける言葉が見つからず、皆一様に顔を背けてしまっている。
これでは余りにも彼女が可哀想である。
「どうせ私は仕事ができない女よ!彼氏いない歴=年齢ですよ!」
彼女が立ち直ることができる日は来るのであろうか。
「オーディンのジジイはどうしたんだ?」
「それがその…、そのまま帰ってしまいまして…。」
えぇ…、嘘だろ…。
まさかあのクソジジイ、早速彼女の護衛を自分にさせるためにロスヴァイセさんを極東に置き去りにしたのだろうか。
あのクソジジイ、何時か〇す
ウィスは何時かあのジジイを締めることを決意した。
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