無 視☆
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兵藤一誠エェェェ───!!」
此処にヴァーリの八つ当たりとも言える理不尽な怒りによる一誠への攻撃が始まった。
一誠は絶叫するしかない。
さあ、一誠の未来ある明日は来るのか
それはまだ、分からない
▽△▽△▽△▽△
此処はウィスの手によって創られたとある惑星。
言うまでもなく惑星離れたウィスの居住である。
「オーフィス、次のアイテム取ってくれ。」
「ん、了解。」
そんな中、ウィスとオーフィスは2人でゲームをプレイしていた。
あの場をドロップアウトした張本人とは思えないほどウィスはくつろいでいる。
「ウィスって誰か好きな女性がいるのかにゃ?」
そんな中、リビングの床をゴロゴロしていた黒歌がウィスへと問い掛ける。
見れば彼女はウィスを扇情的な姿で見詰めていた。
以前から指摘するかどうか迷っていたのだがその服装、ちゃんと服として機能しているのだろうか。
女性として大切な場所が見えてしまいそうなのだが。
「好きな女性?」
「そうにゃ。」
ゴロゴロ、ゴロゴロ。
一向に彼女がそのダラダラした態度を軟化させることはない。
それにしても好きな女性か…
それは勿論……
「いるぞ。」
いる。
一日たりとて忘れた日などない。
「にゃ!?誰にゃ、それは!?」
それは企業秘密です。
「それは一体誰にゃ!?教えるにゃ!?」
お断りします。
「ウィス、次のアイテムはウィスの番。」
「ok」
「無視するなにゃ!」
今は黒歌よりもオーフィスが優先である。
そんな時、先程まで一誠とヴァーリの戦闘を宙に映し出していた杖が淡く発光した。
『うぅぅ…、ウィスさん。助けてくだ…ざい…!』
通信相手は通信機を渡した女性であるロスヴァイセであった。
「おやおや、どうなされたんですか、ロスヴァイセさん?」
見れば彼女は目尻に涙を浮かべ、此方に助けを求めている。
一体どうしたのだろうか。
『ぅぅぅ…。私、捨てられちゃいました…!』
え、捨てられた?
What?Why?
「ロスヴァイセ!?誰にゃ、それは!?」
隣で叫ぶ黒歌は無視である。
黒歌はウィスの左頬に自身の頬をくっ付け、彼女を鋭く睨んでいる。
「…ロスヴァイセさん、今、貴方は何処にいるのですか?」
『グッ…ス…!オカルト研究部です…!』
オカルト研究部ならば今から飛び立てば約5分といった所か。
「今から約5分でオカルト研究部に向かいます。それまで待っていてください。」
『グスッ…!わっ…かりました…!』
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