最終章:夢を追い続けて
第70話「圧倒的。故に天才」
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素早く脱力した状態から放たれたブレードが、桜さんの攻撃を弾く。
そう。無意識の動き……“体が勝手に動く”のが一番効率がいい。
効率よく、そして俺の努力の成果が最大限に発揮される。
「……まさか、ここまで計算して……!?」
「計算……なんてものじゃないですよ。ただ追い詰められただけ。それだけです」
これに気づいたのは、恭也さんとかと手合わせをしていた時だ。
無茶に無茶を重ね、いざ模擬戦を終わらせようと恭也さんが動き……。
……気が付けば、逆に俺が恭也さんを追い詰めていた。
つまり、俺が意識して体を動かせなくなった時が、俺の真価が発揮される時だ。
「……俺の努力の真髄、お見せします」
……戦いは、これからだ……!
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