22 年は取りたくないものだ。
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イラより先にボロが出ねェ用に、気を付けるこったなァ。」
全員、華蛇に付いて、らすべがすに戻るように指示を出した後、私だけその場に残り、さっきの着流しに着替えた。
男たちの会話が聞こえてくる。
_「親父きィ、ホントにあんな話ィ、本当に乗る気でィ?」
_「騒ぎを起こした勢力は、残る三勢力が手を組んで潰すなんざァ、奴ら手を組んで邪魔なワシら殺す気なのは明確ですしィ?」
_「手間が省けて良かったじゃねェかァ。ここいらでかぶき町の王は誰か、はっきりさせんのも悪かァねェ。」
_「あーでも、そないなことになったら、お登勢んとこ…」
次郎長からの殺気に、まだ気づいていないようだ。
_「近頃物忘れが酷くってなァ。お登勢ってェ、誰だっけェ?」
_「アホォ、親父きの前であの婆ァの話は禁句や、て言うたやろ。」
_「今は、女狐よりよっぽど面倒な子狸がいるだろォ?そっちの方に気を配っとけェ。ってィ、何しに来やがったァ、あの餓鬼ァ。」
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