第30話
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言にゲルドは静かな表情で頷いた。
「―――ちなみに次もメンフィル両皇帝の”要請”があったらリィン教官達だけ別行動を?」
「そう言えば……」
「実力不足は否定しませんが全く当てにされないのも……」
アルティナの質問を聞いたユウナとクルトはそれぞれ複雑そうな表情を浮かべ
「……正直に言わせてもらえば君達の身を案じてでもある。だが、入学して2ヵ月近く、君達も鍛えられてきたようだ。確約まではできないが――――次は協力して欲しいと思っている。」
「あ……」
「言いましたね!?よーし、言質は取った!」
「……力を尽くします。稽古なども付けてもらえれば。」
「………勿論私も教官達に協力するわ。私もみんなと同じ”Z組”の一員だもの。」
リィンの答えを聞いたアルティナ達はそれぞれ明るい表情を浮かべ、ゲルドは静かな表情でリィンを見つめて協力を申し出た。
「ああ、考えておくよ。――――HRは以上だ。アルティナ、号令を頼む。」
「はい。起立―――礼。」
HRが終わり、教官室でセレーネや他の教官達と短めのブリーフィングを終えたリィンは分校内の見回りを始めた―――――
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