1話
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あれから、元浜と松田と別れたイッセーとミヅチは二人で橋の上で話をしていた
イッセー「なぁ、ミヅチ?」
ミヅチ「どうしたんだい?イッセー」
イッセー「俺さぁ、どうやったら彼女できるかなぁ。」
イッセーの問に対して少し考えたあと、ミヅチはこう言った。
ミヅチ「そうだね、君の良い所をアピールするとかかな?」
イッセー「良い所かー、うーーん・・・ダメだ全然思い付かない。」
ミヅチ「例えば、元気な所とか、友達を大切にする所とかかなぁ。」
イッセー「そーだなー、まぁ頑張ってみるよ。」
ミヅチ「そうだね、ゆっくり考えた方が良いかも。」
イッセー「ありがとな、ミヅチ。またいつか機会があれば会おうぜ。」
ミヅチはイッセーが言った後に笑ってこう言った。
ミヅチ「案外すぐ会えるかも知れないよ。」
イッセー「どういう事だ?」
ミヅチ「いや、とにかくまたね。」
イッセー「おう、またなミヅチ。」
こうして二人は別れて行った。
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ミヅチ「どうやらまだ気付いてないだね、自分にはどういう力があるのか。」
???「若、何故わざわざ貴方様が接触したのでしょう?私に命じて下されば即座に向かったのですが。」
ミヅチ「下界に降りる前に言っただろ水蓮、僕は直接この目で見たかったんだ今回赤龍帝に選ばれた器がどれ程のものかを、ね。」
水蓮「して、そのものは如何でしたか?」
水蓮が聞くとミヅチはこう答えた。
ミヅチ「まだまだ弱い、所詮は器。ここからは彼次第さ。その身に宿った宝石を輝くものにするか否かそれは誰にも分からない。たとえ僕であったとしても。」
水蓮「成程、分かりました。では私は何をすれば?」
ミヅチ「取り敢えず、彼の通う学校に転入してもらうよ。どうやらその学校には悪魔達が結構潜んでいるようだからね。監視しておいてくれないかな?頼めるかい?」
水蓮「はっ、全ては御身の望むままに。」
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ミヅチ「ふぅ、堕天使達がどう動くかと思えば接触してくる気配はなかったし。もしあの赤龍帝、イッセーが完全なものになったなら僕を越えるようになるのかな?君はどう思う?
ゼウス・・・・・」
ミヅチの声は闇の中へと消えていった。
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