暁 〜小説投稿サイト〜
IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第663話】
[1/4]
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
週末、場所はテーマパーク入り口付近。
約束の時間の二十分前から待機していたヒルト。
学園で待ち合わせ、その後テーマパークっていう流れかと思ったのだがそれだと邪魔が入るかもしれないからとセシリアに言われ、微妙に納得出来ないもののあまり逆らわずにテーマパークで待っていた。
ソフィーもそれで良いらしく、結局各人バラバラに出発後、テーマパークで待ち合わせという事に。
「あ♪ お待たせー♪ ヒルト、待ったぁ?」
「よぉ、早いなソフィー」
「えへへ……。 テーマパークって久しぶりだから楽しみで♪」
満面の笑顔のソフィー、膝丈まであるコートを羽織り、膝上のフリル付きミニスカート、中のブラウスもお洒落に着こなしていた。
「……寒くないか?」
「寒いよぉ! そういえばセシリアは?」
「まだだよ? まあまだ待ち合わせ十分前だし来るだろ」
「そうだね♪ じゃあセシリアが来るまで二人でお話して待ってよ♪」
同意してヒルトとソフィーは会話を続けた。
待ち合わせ時間が過ぎてから二十分、幾らなんでも遅い事にヒルトは――。
「何かあったのか、セシリア。 もう二十分経つが」
「うーん……。 でも女の子って準備に時間が掛かっちゃうから」
「ソフィーは掛からなかったのか?」
「あ、あたしは寝癖凄いから……かなり時間かかっちゃうかも……あはは」
恥ずかしそうにそう告げるソフィー、女性の寝癖直しにしろ化粧にしろ時間は掛かるものだろう。
そう思っていた矢先、息を切らせてセシリアが走ってくるのが見えた。
「ご、ごめんなさいヒルトさん! ソフィーさん! 約束の時間に遅れました……」
肩で呼吸をするセシリア、服装もブルーのワンピースに上はホワイトのコートでお洒落に着ていて流れる金髪と相まって人目を惹いていた。
バラの香水をつけてるらしく、香りが二人の鼻腔を擽った。
「いや、構わないよ。 支度に時間が掛かったんだろ?」
「は、はぃ……。 すみません……」
深々と頭を垂れたセシリア、若干涙目になっている辺り遅れるつもりはなかったのだろう。
薄いピンクの口紅をつけ、涙目の彼女にヒルトは――。
「気にするなって。 なあソフィー?」
「そうですよぉ! せっかくテーマパークに来たんですから、暗い顔とはさよならして楽しみましょ♪」
「は、はい……♪」
ヒルトとソフィーの言葉に、セシリアの表情も和らいだ。
一方で既にテーマパーク内に潜む謎の集団がコントみたいな事をしていた。
「見た目は男、心は乙女、名探偵シャルロック・ホームズ!!」
シャルロ
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ