十四本目
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んだが」
「それが?」
「今は月明かりがあるとは言え夜なんだ」
「で?」
「お前本当に人間か?」
「さぁ?親の顔なんて見たことないから知らね。
もしかしたらハーフかもね」
人化個体と人間のハーフなんて未確認の机上の空論なんだけどね。
「ソレを笑い飛ばせんのがなぁ…」
はっきり言って実の親とかどうでもいい。
産みの親より育ての親だ。
だから。
俺の大切な物を怖そうとする者は…
唐突に、地面が揺れた。
まるで、巨大な何かが落ちてきたかのように…
刹那。咆哮が轟いた。
「なんだ!?」
ビリビリと大気を震わす轟音。
月明かりに照らされ、音源の正体を捉えた。
「……ドラゴンタイプ」
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