第二十四話
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魚人島
「おい、海賊は全員捕えろ」
「副船長!殺さないんですか?」
「この海を汚したくないからな」
「海軍に?」
「いや、実はな活きの良い若いのが欲しいって頼まれてな、そいで此奴等を使うのが一番かとな」
「成る程、廃棄物処理に一番ですね。」
「使い物に成らなくなったら海王類の餌ですか」
「それ良いかも!」
「副船長!大変です天竜人が新世界に入りました」
「海軍本部には連絡してある、船事沈めろ」
「直ぐに手配します」
以前にオリシスは海軍本部に警告していた。
もし、新世界に天竜人が入ってくればその時は容赦なく殺すと、それが新世界にいる海賊の常識になっているとも...
「おい!ヤッパリ生かして捕えろ、もし抵抗し怪我人出たら皆殺しで良いから」
「何故そんな面倒な事を?」
「世界政府に身代金を貰う、一人で30億ベリー位か?」
「副船長は悪党ですね」
「金が掛かってるんだ、お前等の飲み食いに実験に新しい船の.......ん?」
バルサが船で何とか言ってたな.......ん?
「もしもし」
「はい、バルサだ」
「俺だ、お前さんこの前なんか言ってたよな」
「.......はい?」
「船が何とか?」
「イツ頃の話?」
「.....半年位前かな?」
「マジすか、半年前で船で......」
「思い出せ、天竜人上げるから」
「...上げる...くれるんすか?」
違うな上じゃなくて...
「今なうちの船が捕まえに行ってんだよ」
「まじ?」
「本気と書いてマジだ」
「それは俺が前言ったセリフ...」
「で!思いだしたかよい」
それはマルコだろ
「恐らくは船大工のトムの件だと思うッス」
「だれ?」
「ロジャーの船を作って捕まったんすよ。世界一の船大工っすよ」
「使えるな、悩みが減るぞこれは」
「よし、そのトムとジ〇リーを俺に寄越せ」
「まだ捕まって無いっすよ」
「ホントか?」
「俺は一応大将だからその辺の情報は間違いないっすよ」
「よし、天竜人をお前の顔を立てて20億ベリーで売ってやるよ、一人な」
「一人で20億ベリーすか! 悪党ですね」
「海賊は悪党だ、30億ベリーを下げたんだ良いだろう」
「....俺以外だったら?」
「人に寄るけど、30億ベリーだ三人で丁度100億ベリーだ」
「値段が上がってるっす」
「切りが良いからな。決まったら連絡くれ」
「ちょ......」
何て迷惑な、悪徳商人だよ....イヤ、海賊か?
その後にコング元帥にこの話を連絡し!
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