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異世界にやってきた俺は、チート能力を駆使して全力でスローライフを楽しむ!
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ろうか?
 否、俺は確かにそれを目撃したのだ。だが、

「たまたま変な光景を見てしまったのかもしれない」

 俺はそう呟きながら、扉をそっと開いた。
 中にはたくさんの筋肉質な男たちがいて、

「さあ、もっとだ、もっと水を出すのだ!」
「む、無理です、これ以上は俺には無理です!」
「仕方がない、休憩だ。そちらはどうだ!」
「お、俺ももう少し休憩を……隊長、新人が来ています」

 そこで棒立ちになっていた俺に気づいたらしい中のムキムキマッチョの男ががそう言ったのだった。
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