暁 〜小説投稿サイト〜
異世界にやってきた俺は、チート能力を駆使して全力でスローライフを楽しむ!
酒場で話を聞く
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び込んでくる。

「そういえばここに数日前に来た異世界人の女の子がいるだろう?」
「可愛い子だって話は聞いたがどうなんだ?」
「可愛かった」
「そうか。それでどこで見かけた」
「昨日は、“ムラクモ商店”で見かけた」
「俺、用事を思い出したから今日は“ムラクモ商店”に行くは」
「奇遇だな、俺もだ」

 といった話は、右から左に俺は流していたのはいいのだがそこで、

「その異世界人の女の子は、なんでも依然他の世界の人間にその世界を救ってもらったらしい。そして、ここに転移される前に女神さまからその女の子が聞いたらしいんだが……その世界の“英雄”と呼ばれる異世界人もこの世界に召喚されるらしい」
「え! それはすごい話じゃないのか?」
「ああ。異世界を救った“英雄”様か。この町の水問題を解決してくれないかな」

 といった話を聞いたところで俺は飲み物を飲み終わり、代金を支払う。
 だが今の話を聞くと、

「そんな凄い人物を呼んだのなら、俺なんか呼ばなくていいじゃないか」

 そう、小さく愚痴り、依頼の張られている部屋に向かったのだった。
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