外伝〜槍の聖女流特訓法〜後篇(1章終了)
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下を見れば、父上達もそうだが、皇帝陛下達もきっと驚かれるだろうな……」
アルフィンの答えにその場にいる多くの者達が冷や汗をかいている中アルティナはジト目で指摘し、クルトは苦笑していた。
「さて………――――今の二人の戦いを見て理解できたはずです。雛鳥の貴方方も1年半前までは対人戦どころか魔獣との戦いも経験した事がなかったアルフィン殿が先程見せた強さのように成長できる可能性がある事に。入学式の時の言葉を今この場でもう一度だけ繰り返しましょう。――――自らを高める覚悟なき者は今、この場で去りなさい。先日の”特別演習”の時のように教練中に気を緩ませ、冥府へと旅立ちたくなければ、今すぐこの場から去るのが貴方達の為です。」
リアンヌ分校長の言葉を聞いた生徒達全員はそれぞれ血相を変えて黙り込んだ後それぞれ決意の表情でリアンヌ分校長を見つめ
「フフ、その意気です。―――雛鳥である生徒達、そして雛鳥の見本となる為に自らを高め続ける教官陣の今後の成長を期待しています。」
リアンヌ分校長は静かな笑みを浮かべて答えた。
こうして………第U分校は教官陣、生徒達の双方が強くなるために翌日から毎日授業が終わった後の”補習”を開始した―――――
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