この素晴らしい錬金術で祝福を! 3
[4/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ことを詳細に語ってやる。媚薬の効果で半日ぶっ続けでやっていたことが判明した。その後、ウィズの店を元に戻しても起きなかったエリスを抱きしめながらオレもソファーに体を預けて眠った。
顔の辺りに気配を感じて起きればクリスがオレにキスをしようとしていたので、こちらから仕返して第2シーズン(ラウンドや試合数で数えるには不適格なため)を開始した。今度はちゃんと用法用量を守って媚薬を使ったのでイチャラブで済んだ。
済んだのだが、クリスとエリスは同一の存在と言っても過言ではないが、完全に同一というわけではない。つまりクリスに嫉妬したエリスが入れ替わり、またエリスに嫉妬したクリスが入れ替わり以下ループ。虎の子の回復アイテム(時を巻き戻して身体を最も体調のいい状態に戻す)以外ほとんど使い切り見事に第2シーズン(クリスとエリスが入れ替わるタイミングを1試合として37試合、エリス達がいった回数=ラウンド数として総ラウンド数109ラウンド)を勝ち抜いた。
クリスとエリスに関しては二重人格みたいなものと誤魔化し、それ以外は克明に説明してやるとめぐみんがゆでダコのように茹だってしまった。お子様には早かったようだ。
ちなみに2シーズン頑張ってボロボロになったオレの身体だが、エリキシル剤ですぐに回復できたので翌日から回復アイテムの量産に走っているのだ。クリスも回復はしているのだが、第2シーズンから復帰後は顔を真赤にして行方をくらませてしまった。
めぐみんやカズマ君が言うには教会で熱心に祈りを捧げようとして何かを思い出してオーバーヒートしたり、酒場でやけ酒のように煽った後にあまり人様に見せられないような蕩けきった顔を晒しているようだ。黄色い置物のようで近づけなかったとカズマ君は言っていた。
とりあえず、この錬金が終われば探しに行って責任を取るとしよう。正確には責任を取るからオレのもの、ごほん、結婚してくれと、待てよ、これはプロポーズなのではないか?えっと、確かエリス教だと多夫多妻でもそこに愛があればOKだったはずだから二人共まとめて娶るのは問題ないな。
錬金を終えてポーチを漁る。プロポーズに使えそうな指輪は、ええっと、エリスには聖属性+200%upと魔法効果領域倍加と魔力消費量半減が付いた指輪で、クリスには幸運+300%upと敏捷+150%の指輪がいいかな。デザインも凝った物だし、問題なさそうだな。箱はオークションに使う時の指輪入れがあるからそれに入れておく。
クリスを探しに行こうと軽く装備を整えた所でギルドからの非常呼集がかかる。時期的にはキャベツだろうと当たりをつけてめぐみんを自転車の荷台のチャイルドシートに乗せてギルドに向かう。
「お〜い、カズマ君」
「ユキトさん、お久しぶりですって、ママチャリ?」
「街中ならそこそこ使え
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ