EATING 27
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「そう?」
『そう。だから一回戻ってこい』
雪乃が開発室へ戻ると雷蔵が手を出していたのでトリガーを渡した。
ソレを後ろから覗き込むと、追加でトリガーをセットしていた。
「寺島さんそれは?」
「翼の指示で旋空、シールド、メテオラ、テレポーターを追加している」
雪乃が翼達を見るとニヤニヤしていた。
「何を企んでいるのかしら?」
「雪乃。ランク戦行くぞ」
「へ?」
「ランク戦だよランク戦」
「…………いいのかしら。私訓練受けてないわよ?」
「あんだけ動けりゃ大丈夫だろ。
あと俺も基本訓練受けてないし」
雷蔵にトリガーを手渡されると、雪乃は翼に手を引かれてランク戦ブースに連れていかれた。
それはやんちゃな妹に振り回される姉のようだった。
「それじゃぁ適当な奴を嵌め殺して文句言われる前にポイント溜めてこい!」
その日、新人と思われる美少女オールラウンダーがランク戦で暴れまわった。
なお彼女の所属する隊の隊長が会議室から呼び出しを食らったことも追記しておく。
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