継承のメモリーキューブ
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る戦艦が落ちてきていた。あれは……?
「あらあら、巷で有名なアースラじゃない。宇宙空間で待機中って聞いたけど、なんかヘマしたのかしら?」
「ん……メインブースタがイカれてる。撤退中に狙ったか、カナン」
「それで航行不能に陥って墜落し、大気圏突入してきたのか。……2年前の髑髏事件の際にも墜落したと聞いたが、実は何かと不幸な次元航行艦なのでは……」
チンクが同情するような目線で呟くが、不幸な次元航行艦って近づいたら呪われそうで関わりたくない。中の搭乗員も散々だね、自分達の命を預ける戦艦が不幸まみれだなんて。
各々がアースラについて感想を抱く中、炎に包まれながら空中分解していくアースラは遠くの海の真ん中に墜落、すごい波しぶきを上げた。見る見るうちに艦体が沈んでいくが、誰一人として脱出してこないことから、中にいた人間は既に全滅したのかもしれない。
「とりあえずアウターヘブン社のシェルターまで行かないっスか? 護衛任務ぐらいは終わらせておきたいっス」
賛成。もういい加減、くたくたで休みたい。
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