レーティングゲームV
[6/6]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
「私達で貴方を倒すのよ!」
リアスの隣には赤龍帝の籠手《ブーステッド・ギア》をライザーへと掲げる一誠の姿が。
見れば朱乃達は皆一様に体の何処かに傷や怪我を負っているが、至って軽症だ。
全員が戦闘続行に問題はなく、健在の様子である。
「…俺の下僕達を誰も欠けることなく打ち倒し、この場に勢揃いしたか。」
ライザーは戦況を冷静に分析し、リアスと彼女の眷属達を見下ろす。
「…成程。どうやら俺はお前を誤解していたようだな、リアス。お前はこの10日間という短い期間で大きく成長したようだ。」
「だが俺も三男とはいえ腐ってもフェニックス家の一人。こんなところで負けるつもりなど毛頭ない!」
フェニックス家としての誇りを胸にライザーは豪語する。
互いに本心で望まない政略結婚であろうとも貴族の責務を果たすべくライザーは自身を奮い立たせるのだ。
ライザーは上級悪魔に相応しい魔力を高まらせ、フェニックス特有の業火を燃えがらせた。
今此処で遂にリアスとライザーの両者が対面する。
─レーティングゲームの終極も近い─
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ