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ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第2章:リムルダール編
7:毒を持つ生き物は、何故か気持ち悪い外見が多い。
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ない。
使用する俺が通るのに困らない程度の幅で、さっさと完成させて終わらせたい。
だが器と乳が極小な女神が作った人生は理不尽極まりなく、俺の存在に気付いたデカドロルは、その巨体を震わせて唾を吐き飛ばしてきた。
しかも見るからにヤバイ色。絶対この毒沼と同じ成分だよ、あれ!
唾ってだけでも当たりたくないのに、毒のオマケ付ともなれば絶対に拒絶だよ。
慌てて避けるのはイケメンビルダーな俺。
でもね……避けるったって、細い足場の上。
しかも周りは毒沼……
避けられる方向と言えば、目的地である唾を吐くデカドロルの正反対へ。
一進一退と言えば聞こえが良いが、“イタチごっこ”と言えなくもないこの虚しい攻防。
少し足場を進めれば慌てて戻る……唾を遣り過ごしては少しだけ足羽を薦めにダッシュする。
イライラするぅ!
ものっそいイライラするぅ!!
絶対仕返しする! こんな事態にしたルビスに、絶対仕返しする!
とは言え、先ずは目の前のデカドロルに集中しよう。
幸か不幸か時間は沢山ある。
仕返しの方法は幾らでも考えられるだろう。
ちょっと黒いポジティブシンキングのお陰で、この面倒臭いデカドロル目前まで迫る事が出来た。
足場を奴の居る浮島まで繋げると、俺は怒りの限りにドラゴンの杖を振り切る!
「ゲヒョ!」
悲鳴なのか何なのか解らんが、耳障りな声を上げてデカドロルが俺の目の前から吹き飛ぶ。
そして岩壁に激突して消滅した。
あぁ……スッキリした!
晴れ晴れとした気分で先程までデカドロルが居た浮島に立つ。
……あれ? 何しに来たんだっけ?
確かぁ……毒治療の何かを得る為だったよね?
え? 別に何も無いけど……この島に。
そんな広い島じゃない。
100人乗っても大丈夫なイ○バの物置を1つ置いたら何も置けない広さ。
如何いう事かと思いながら吹き飛ばしたデカドロルが落ちた方に目を向ける。
すると……衝突した岩壁の麓の毒沼の中に、何やらキラリと光る物があるではないか!
うそ〜ん……結構遠くまで吹き飛ばしちゃったよ。
あれを持って帰らなきゃダメなんだよねぇ?
距離は兎も角……物が毒沼の中に落ちてるよ。
手を入れたら痛いよね?
……く、くっそ〜ルビスめ!
全部アイツの所為だ!
リュカSIDE END
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