第一部
第三章 パステルカラーの風車が回る。
守りたいもの
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俺が、木ノ葉を守る番です……ッ!!」
ネジの遥か頭上で。
一羽の鳥が青空に飛び上がった。
+
「サクラちゃんは俺が守る! サスケも、里も、俺が守るんだ! 食らえ馬鹿タヌキ――――――――ッッ!!!」
九尾のチャクラを撒き散らしながらナルトが跳ね上がり、我愛羅の砂がそれを捕らえる。捕らえられたナルトの腕や足は一歩も前に出せなくなった。
ただし頭だけは別だった。
「こん、ちく、しょうッッ!」
我愛羅は目の前で火花が散るような錯覚を覚えた。たらりと血が眉間から流れ落ちる。一瞬何が起こったのか理解できないまま、守鶴が砂の塊と化して崩壊し、ナルトと我愛羅もそのまま地面へと落下する。
口から血を流し、額から血を流すナルトを見て、ようやく我愛羅は何が起こったのかを知った。
我愛羅はナルトの頭突きを受けたのだ。
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