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英雄伝説〜灰の軌跡〜 閃V篇
外伝〜槍の聖女流特訓法〜前篇
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をされたのでしょう……?)

(俺もそれはわからないんだ………最初は俺が内戦や”七日戦役”で討った貴族連合軍の兵士達の中にアッシュの親族か知り合いがいるのかと思って、レン教官に調査を頼んだけど結果はアッシュの親族や知り合いに”貴族連合軍”所属の人はいなかった上、アッシュの母親も病気で随分前に亡くなったらしいから1年半前の件とは無関係だしな……)

鼻を鳴らして嘲笑したアッシュの言葉にその場にいる全員が血相を変えている中レンが興味ありげな表情を浮かべている中トワは不安そうな表情をし、ランディとミハイル少佐はアッシュを睨んで注意し、ウェインとゼシカもランディに続くように怒りの表情でアッシュを睨み、不安そうな表情をしているセレーネの疑問にリィンは静かな表情で答えた。

「――――構いません。わたくしがリィンさんを含めたメンフィル帝国の方々の力を借りて、内戦を終結させた事や帝都(ヘイムダル)奪還の決戦前日にわたくしは身も心もリィンさんに捧げた事は事実ですから、アッシュさんの仰っている事について否定をするつもりはありませんわ。」

「えっと……今、何気に凄い事実が聞こえたよね?」

「あ、ああ。へ、”帝都(ヘイムダル)奪還の決戦前日に身も心も捧げた”って事は……」

「リィン教官は内戦の決戦前日に皇女殿下とセ―――じゃなくてえ〜と……そう!”子作り”も経験したんッスね!?」

「ハハッ、堂々とそんな事が言えるなんて中々肝が据わっているねぇ!」

「そんな事をこんな人前で言うなんて最低……」

「は、はわわわわわ……っ!?」

「まあまあまあ……!まさかそんな絶妙なタイミングでリィン教官に大人のレディにしてもらえたなんて、さすがは姫様ですわね♪」

その場の空気が険悪な空気になりかけたその時アルフィンが制止の声を上げて答え、アルフィンの答えを聞いてある事を察したカイリとパブロは表情を引き攣らせ、興奮した様子で声を上げたシドニーの発言にその場にいる全員が冷や汗をかいて表情を引き攣らせている中レオノーラは豪快に笑ってアルフィンを見つめ、ヴァレリーはシドニーに蔑みの視線を向け、ティータは顔を赤らめて慌て、ミュゼはからかいの表情でリィンとアルフィンを見つめた。

「うふふ、ちょっと嫌な空気になっていたのに一瞬で変えるなんて、さすがリィンお兄さんね♪」

「内戦の決戦前日って事はトリスタ奪還の翌日って事だから………は、はわわわわっ!?まさかその時にリィン君と皇女殿下がそんな事をしていたなんて……!」

「……………」

「ハア…………」

「こっの草食動物の皮を被った超肉食動物の兄貴族が……っ!そういう所まで弟貴族(ロイド)と一緒だったのかよ!?これだからリア充共は……!」

「クク、ヴァイスハイトに次ぐ女の多さ
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