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英雄伝説〜灰の軌跡〜 閃V篇
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どうお考えなのですか……!?」

するとその時ミハイル少佐は焦った様子でリアンヌ分校長に意見をし

「それを答える前に逆に訊ねさせて頂きますが………私がいつ、この補習が”今回限り”だと口にしましたか?」

「え”。」

「ま、まさかとは思いますが………分校長による”補習”は定期的に行うつもりなのですか……?」

ミハイル少佐に対するリアンヌ分校長の答えを聞いたリィンは冷や汗をかいて表情を引き攣らせ、セレーネは表情を引き攣らせながらリアンヌ分校長に確認した。



「フフ………――――定期的どころか毎日授業が終われば、”補習”を行うつもりですが?……とは言っても私だけでは手は足りませんから、貴女達教官陣に加えてシュバルツァー教官とランドルフ教官が契約している異種族の方々にも協力してもらうつもりの上、月に一度の間隔で”私個人の伝手”を使った人物達にも生徒達や貴女達教官陣のお相手をしてもらうつもりですが。」

「ふえええ〜〜〜っ!?」

「オイオイオイ……!毎日俺達どころかエルンスト達の相手までするとか、幾ら何でも生徒達にとっては一種の”いじめ”なんじゃねえのか!?」

(ま、まさか私達まで手伝う羽目になるなんて……)

(私は別にいいのだけど、生徒達はそれでいいのかしら……?)

(あっはっはっはっ!面白くなってきたじゃないか!)

リアンヌ分校長の答えにその場にいる全員が冷や汗をかいて表情を引き攣らせた後我に返ったトワは驚きの声を上げ、ランディは疲れた表情で指摘し、一連の流れを見守っていたメサイアは表情を引き攣らせ、アイドスは困った表情をし、エルンストは腹を抱えて声を上げて笑っていた。

「うふふ、分校長さん。分校長さん個人の伝手を使った人物達にレン達の相手をしてもらうという話だけど……その”人物達”ってもしかしてプリネお姉様達やパパ――――”英雄王”リウイ・マーシルン大使かしら?」

「フフ、そこに気づくとはさすがですね。――――ご名答です。マーシルン教官の仰る通り私個人の伝手を使ってメンフィル帝国の様々な使い手達に貴女達と手合わせをしてもらう事をリウイ陛下に相談した所陛下は快く引き受けて頂き、機会があればご自身も貴方方のお相手をするとも仰っていました。」

「メンフィル帝国の様々な使い手達という事はプリネ皇女殿下達どころか、ゼルギウス将軍閣下やファーミシルス大将軍閣下のようなメンフィル帝国でも指折りの実力者達まで俺達との手合わせをする可能性がある上、リウイ陛下まで俺達との手合わせをする可能性があるという事ですか………」

「ほう〜?ゼムリア大陸にその名を轟かせる”英雄王”や”空の覇者”のようなメンフィルの達人たちとの手合わせができる可能性もあるのか。それは楽しみじゃねえか!」

「そ
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