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進め!ブラックマジシャンガール!
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千葉:「なんだ。弱っちいのばっか…おっ!
ブラックマジシャンガールのウルトラレア!」

2組の男子1:「うぉー!エッチぃ!」

2組の男子2:「見ろよこの胸!」

ツカサ:「返して!!」

マジシャンガール(こら!小学生が
そんな事言うな!!その手を離しなさい!)


エルフの剣士(ガール!!)


千葉:「ツカサ。もし夜上の事を
学校中にバラして欲しくなけりゃ、
このブラックマジシャンガールを
俺のガーゴイルと交換しろ」

マジシャンガール(!?)


ツカサ:「ダメだよ!それは僕の大事な
カードなんだ!」

千葉:「じゃあ夜上が学校の嫌われもんに
なってもいいのかよ」

2組の男子:「カードと夜上、どっちが
大事なんだよ!」

ツカサ:「っ!!」


マジシャンガール(主…)

ホーリーエルフ(このエロガキ、カードの
価値わかってんの?)

ソニックバード(くそガキがぁ!
その手を離しやがれ!
そのおっ…ガールは俺たちのもんだ!!)

リグラス(マジシャンガールが…このままでは
マジシャンガールが!)


2組の男子1:「早く決めろよ!どっちに
すんだよ!」

2組の男子3:「決めねぇと痛い目遭わすぞ!」

ツカサ:「僕はカードを交換するのも
夜上君が嫌われるのも、どっちもやだ」

マジシャンガール(主…)


夜上:「ツカサ…」

千葉:「そうかよ…じゃあ人を疑った罰として、
お前らぶん殴ってやる」

2組の男子1:「そうだな!やっちまおうぜ!」

2組の男子2:「疑われた友達を助けたって
事にしようぜ!」

2組の男子3:「明日、先生にでも
叱られてろやぁ!」

マジシャンガール(主ぃ!!)


主達が囲まれたその時だった。




田中:「誰と居たかと思えば、
2組の千葉かよ」

柳:「ツカサぁ!大丈夫かぁ!?」

丸井:「うわぁ!2組の調子こき軍団!」


そこに登場したのは、空き地で
別れたはずの田中君達だった。




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