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ヴァンガードG ネクステージジェネレーション Re:start
Turn:43 挫けぬ勇気
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「ターンエンド」
「くそっ、たった1ダメージ………向こうはまだ攻撃に使えるユニットが」
「大丈夫だ、相手の表のダメージは一枚しかない、呼べたとしても精々1〜2体、まだ逆転できるはずだ」
「ライド!白詰草の銃士 ミア・リータ!」
ミア・リータ
ユキナが最も信頼を寄せるユニット
今までもユキナはこのユニットと共に戦い抜いてきた
「コール、カイヴァント、スキルでレベッカを退却」
4枚を確認したユキナは慎重に1枚抜き取った
「アウグストをコール」
「この上アウグスト!?」
「まだ速攻が続くのか」
先程のルースのライン17000は7000のハルカのヴァンガードに対し効果的な数値
そして今のアウグストはルースのブーストを合わせ19000
これもグランボルバーに有効な数値
「ユキナの得意な後攻殺し、狙って決めるのは難しいけど」
「後攻は先に攻撃できるだけじゃなく、ストライドも先んじて行えるメリットがある」
「速攻を仕掛けることでそのメリットを打ち消す………なるほどな」
観客席で観戦していたミライたちも思わず息を巻いた
「銃士はネオネクタールの中でも展開力とパワーから速攻を得意とするデッキ、ユキナは誰よりも銃士を理解している………」
「カイヴァントでアタック」
カイヴァントが剣を構えグランボルバーに向かっていく
「(止めるならここしかない!)ガード!」
オペレーターガール リンカがそんなカイヴァントの前に立ちはだかる
先に進もうとしたカイヴァントに銃を向けた
「ミア・リータでアタック」
「ノーガード」
【梔子の銃士 アラン】クリティカルトリガー
【鈴蘭の銃士 レベッカ】トリガーなし
ミア・リータが剣を振るってグランボルバーを切り裂いた
あまりのダメージにそのまま転倒してしまうグランボルバー
【宇宙勇機 グランリーフ】トリガーなし
【宇宙勇機 グランドリフター】トリガーなし
「アウグストでアタック」
起き上がろうとしていたグランボルバーにカイヴァントが振り下ろした剣が直撃する
【宇宙勇機 グランビート】クリティカルトリガー
「ダメージ4………向こうはまだダメージ2なのに」
「大丈夫だ、なんてったってハルカのディメンジョンポリスだからな」
「(4-2か、手札もあまりよくないし正直言ったらきつい………でも)」
ハルカの視線は自然と後ろのカズヤに向いていた
「(私に目標をくれて………背中を押してくれたカズヤ………そんなカズヤが頂点に行きたいっていうんだもの………今度は私が叶える番)」
「どうしたタイチ?」
「いや、なんとなく今すごくのけ者にされ気がして」
「ライド!駆け抜ける英機 グランギャロップ!」
グランギャロップが剣を真っ直ぐミア・リータへと向ける
「
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