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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百三話
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「おかえり、いっ君」
「あれ?起きてたんだ束さん」
ホテルに戻り、部屋のドアを開けると束さんが起きていた。
「起きてたって、もう7時だよ?
箒ちゃんは今シャワーあびてるよ」
それもそうか。
「ところで…」
なんだろうか?
束さんが俺に近づき、匂いを嗅ぐ。
「知らない女の匂いがするんだけど?」
怖っ!?
「えっと、あの、その…メール見た?」
「見たよー。女の子助けて来るって話だったね。
で、何があったの?」
何……か……。
「えっと…女の子が銃持った男に追われてたからたすけて…
その女の子に家によばれて…
詳しく聞いたらその母親が病気で…
ほっとけなくて家まで行ったらその母親が呪われてて…
関わったからにはって事で解呪してきました…」
「で、吸血鬼性については?」
「わかるの?」
「もちろん」
しかたない…
「解呪してもまた掛けられたら同じだから奏の血を飲ませた。
その時奏への対価に自分の血を飲ませたからかな」
「いっ君がなんでそんな事をしたのかはちぇーちゃんから追加説明のメールきたからいいけど…
あんまり無茶しないでね」
「わかってるよ」
ん…?
「橙から聞いたならわざわざ聞く必要ないんじゃ…?」
「ちぇーちゃんからのメッセージはいっ君がパリ市街地を出たあとの一回だけだったからね。
そのあとどうなったかは知らないんだよ」
「あぁ、そういう…」
要するに束さんは俺がどこに居るかはわかっても何をしているかはわからなかったわけだ。
ん?なぜ場所がわかるかって?
束さんが俺の位置情報をモニターしてないはずがないだろう。
「あ、いっ君、ちょっとこっちきて」
束さんに連れられてベッドに行くと、引っ張られた。
ベッドの上で正面から束さんに抱きつかれる。
「なに?」
「んー?今日か明日には元に戻っちゃうからいっ君の猫耳と尻尾を堪能したくてね」
束さんに頭を撫でられると、ふわふわしてくる。
「いっ君。体力回復してる?」
「してない。搾られてから気絶して、昨日出てから全く寝てないからね…
でも奏に血を飲ませたから、回復力も上がってるはず…」
「いっ君眠いの?」
「んー…?別に…」
眠くはないけど…疲れた。
「んー…じゃぁ、深呼吸して」
大きく息を吸うと、束さんの匂いで少しクラっときた。
女の匂いってやつだ。
とりあえず息を吐く。
「はい、吸ってー…………吐いてー………」
何度か繰り返すと、リラックスと束さんの雌の匂いで頭がフラフラしてきた…
「いっ君は3カウントでねむっちゃうよー」
かう
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