暁 〜小説投稿サイト〜
進め!ブラックマジシャンガール!
24
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話

私達がデーモンの召喚達と一触触発した後も
主の授業は進み、時間は着々と流れ、
気づくと教室では既に帰りの会になっていた。
あの後は特に何事も無く、無事に1日が
終わろうとしていた…




かに見えた。






先生:「みんな、帰る前に一つお話があります」


生徒達:「……」


先生:「夜上が持参して学校に持ち込んだ
カードゲームのカードが、
どこかに紛失してしまいました」

生徒:「えっ」ざわざわ


夜上:「うっ…うぅっ」


私達がランドセルから覗き込むと、
そこには黒板に描かれたデーモンの召喚と、
泣きながら先生と一緒に
教卓の隣で立つ夜上君と思われる男の子が
立っていた。


先生:「本来なら学校にカードを
持ち込む夜上も悪いんだが、それとは別で
夜上の紛失したカードが
見つかるよう、みんなにも
ここは一つ協力して欲しい。
この黒板に描かれた絵のカードが
見つかったら先生、又は夜上に報告するように」

夜上:「うっ…誰だよ……ぼぐのカード
盗んだヒッグ…やつ」

先生:「こら夜上!誰かが盗んだなんて
決まっちゃいない!友達を疑うな!だいたい、
カードの持ち込みは校則違反だぞ!」


先生と夜上君のお話によると、
お昼休みに男子トイレでお友達に見せた後
ランドセルに閉まって、その後は
普通に授業をして、帰りの準備をする
段階で無くなってた事に気付いたみたい。




ソニックバード(うわー!アイツ(デーモン)
あんだけ俺たちに対して偉そうに
威勢張ってた癖に、盗まれてやんのー!)笑

人喰い虫(ケッ。いいザマだ)

ホーリーエルフ(ちょーウケるんですけどー!)


マジシャンガール(ちょっとやめなさい!
そーゆー言い方は良くないでしょ!?)

ソニックバード(いや、だってそうだろ!
アイツ、良いだけ先輩風吹かして
偉そうな物言いしといて、
帰るときになったら誰かに盗まれてんだぜ!?


人喰い虫(自業自得だろうが)

ホーリーエルフ(アンタも突き飛ばされて
悔しかったんじゃないの?)

マジシャンガール(主の事を馬鹿にされたのは
悔しかったし頭にきたけど、それとこれとは
別よ!夜上君が可哀想だわ!)

リグラス(確かに…。ガールを突き飛ばした
事と主を侮辱した事は許しがたい事ですが、
あの少年は私達の因縁と何の関係もありません)

エルフの剣士(あの少年にとって、
デーモンの召喚はよほど大切なカードだった
のだろう)

アックスレイダー(彼は紛失したのか?
それとも誰かに奪われたのか?)

マジシャンガール(分からない…けど、
あの様
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ