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転生×魔弾の王×萌えもん=カオス
九本目
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ぶ。

そういや、この前はあれを…

いや、考えるのは止そう。

すると、背後から何かが近づいてくる。

何かは、俺の足に顔をこすりつけてくる。

「……………モノズ?」

だから何故いる?

「ルーニエ、私が面倒を見ている」

黒い毛に緑の肌…

緑?

色違いか…

「お前が珍しいのだろうな。
竜を見るのは初めてか?」

「いや、一年前に山奥でガブリアスを見かけたよ」

「運がいいな。私はこの子以外見たことがない」

成る程、ライトメリッツにドラゴンタイプはいないのか…

ドラゴンタイプは気性が荒く、唯我独尊を地で行くものな…

「俺もこの子で二匹目さ」

「ほう、一頭目のガブリアスとやらはどうした?」

「襲われて、逃げて、トラップを仕掛けまくってどうにか倒した」

我ながら無茶苦茶だ。

一歩間違えば御陀仏。

勝算は、それこそ一桁だった。

「ほう!人の身で竜に勝つとは大したものだ。
あぁ、その竜は何色だった?」

「青と赤かな」

「ならいいんだ。我が国では黒い竜と幼い竜は殺してはいけないんだ」

黒い竜…あぁ、成る程、ジルニトラか。

ジルニトラ、これも謎が多い。

そんな名前のポケモンは存在しない。

あるとして、レックウザやゼクロムなどの別名という可能性だ。

「そうか…」

衣擦れの音が聞こえる。

くっそ…静まれ俺の妄想…!

「もう終わったからこっちを向いてもいいぞ」

振り向けば、短衣をまとったエレンがいた。

これはこれでエロい。

「なかなか面白い話だった。ではまたな」

そう言って、エレンは井戸から離れていった。

うーわ、後ろ姿が…って穿いてねぇし…

あー…くそっ…

服を脱ぎ捨て、井戸水を頭から被る。

何度も何度も。

その水音のせいで、足音が聞こえなかった。

「エレオノーラさ…」

声がして、振り向いた先には、顔を赤くしたリムがいた。

その視線は俺のネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲に…

「あー…」

さっきエレンは戦姫だからどうのこうの言ってたな…

俺も、エリートトレーナーだ。

「俺の事は気にしなくていい」

直後、悲鳴が聞こえた。

リムアリーシャ の なげつける!

ティグルはめのまえがまっくらになった!
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