21
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
てるな)
アックスレイダー(中身を分かっていない事を
見透かされたか主)
マジシャンガール(割り算よ割り算!
時間と道のりを割り算で計算するの!
主〜!)
エルフの剣士(主が何か言うぞ)
ツカサ:「その……陸上部だった…から」
マジシャンガール(はっ!!)
クラス:「わはははは〜!!」
さっきまでの静寂を主の一言が
切り裂くかのように、クラスには
笑いが巻き起こった。
もぉ主ったら…。
先生:「ツカサぁ、確かに山田さんは
陸上部なのかも知れない。けど、
これは算数だ。ちゃんと計算式を使って
答えないと、正しい答えにならないぞ?」
ツカサ:「す、すみません…」
クラス:「わはははは〜!!」
ソニックバード(笑いもんになってんじゃん、)
人喰い虫(ケッ。情けねぇ)
マジシャンガール(コラ〜!うちの主を
笑うな〜)プンプン
先生:「はいみんな静かにー。
でもツカサ…。問題が分からないのは別として、
物事に疑問や想像力を働かせる事は良い事だ」
ツカサ:「えっ…」
クラス:「……」シーン
この時、私達は先生の本領を知った。
先生:「何故この人は速いんだろう。
もしかしたら、この人は陸上部かも知れない。
もしかしたら2人とも陸上部かも知れない。
1つの文章から沢山の想像力を膨らませる
と言う事は、それだけ発想力や想像力が
豊かだと言う事だ。つまり、とっさに
答えたツカサは、そのような感性、想像力を
持っているって事だ。想像力は、
その想像から新しい何かを生み出す力がある。
それは、とても素晴らしい事なんだ」
マジシャンガール(先生……)
先生:「みんなにも少し考えて欲しい。
今のツカサは問題に間違った答え方を
してしまった…。これはかっこいい事とは
言えないが、同時に情けないとか、
恥ずかしい事ではないと先生は思うんだ。
間違いは誰にもあるし、誰にだって
分からない事は沢山ある。それはみんなにも、
そして先生にも…。だから、次に誰かが
間違った時は、笑わないで欲しいと
先生は思います。むしろ、人が
間違った時や分からない時は、
誰かが教えてあげたり、代わりに答えてあげる。
みんなにはそんな優しい心を持って、
来年中学生になって欲しいなと、先生は思う」
クラス:「……」
ソニックバード(なんだ、急に学園ドラマ
みたいになったぞ)
リグラス(何故でしょう。先生のお言葉、
胸に響きます)感動
先生:「だからツカサも、あまり
落ち込むなよ?解らないなら解るまで
勉強す
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ