暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百一話
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や、ここら一帯の人間も同じく病に伏せるはずだ…

シャルロットの隣を浮遊しながらパリ周辺での水質データなどを各機関のデータベースに不正アクセスして調べたりしたが白…

「魔法使いさん。もうすぐつきます」

「ん。わかったよシャルロット」

シャルロットに案内されて到着したのは立派な一軒家だった。

母娘が暮らすには少し大きいが、家族が住む家としては相応しい大きさだ。

「シャルロット。君の家に入ってもいいかい?」

「かまいませんけど…?
どうぞ。お母さんを診てください」

深夜と早朝の境界で、俺はシャルロットの家に足を踏み入れた。

「こっちです」

シャルロットに案内された部屋には、一人の女性がベッドで寝ていた。

だが枕は氷枕だし、額には解熱シートが貼ってあり、呼吸も荒い。

「じゃぁ、診察しようか」

ベッドの脇で、シャルロットの母親を『視る』。

イデアへ接続。

コア・エイドスデータ 閲覧。

身体的損傷及び各種病状を確認できず。

霊体の損傷を確認。

外部からの干渉を確認。

術式を確認。

術者の存在を確認。

術者の現在地を確認。

「なるほど…」

さて…こうなってしまえば聞かない訳にはいかない。

憶測を確信にしなければいけない。

ここが『物語』ではなく『現実』だと認識せねばならない。

「シャルロット」

「は、はい」

「君はファミリーネームを明かせないと言ったね?」

「そ、そうです」

はぁ…あんまり聞きたくないなぁ…

こんな悲しそうな顔をした少女の隠し事なんて…





「しかし敢えて聞こう。君のファミリーネームは『デュノア』で合っているか?」

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