閑話2 ある姉妹のいさかい(前編)
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回の件で世界のミリタリーバランスは良くも悪くも変わる。太郎君の人となりは長い付き合いで分かっているし、ここで乗り遅れる事もないか。」
そして、その言葉が放たれる。
「楯無。妹と二人で、彼の寵愛を得て、更識家を更に発展させなさい。婚姻関係程度は、どうにでも出来る。『あの二人』から、太郎君の関心を此方に向けるために」
「ええ、ご期待には答えますわ。お父様」
私と同じく、兄を慕っていたはずの姉から放たれた、兄を政争の道具にする言葉が。
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