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翠碧色の虹
幕間十七:真実はいつもひとつ…も放送されない!?
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その白熊ネタが放送されてるって事は、特に大きな話題は無い・・・つまり世の中が平和って事になるからねっ!」
七夏「なるほど☆」
心桜「あの白熊の映像・・・過去に撮影した映像を使いまわしていたりして・・・」
七夏「???」
心桜「世の中が平和なのは歓迎だけど、白熊も今年撮影した分で真実を放送してほしいところですなー」
七夏「さすがに・・・きっと、そうだと思います☆」
心桜「なんか、ちょっとしゃべり過ぎたかなー」
七夏「ここちゃー、白熊氷アイスでいいかな?」
心桜「え!? あるの?」
七夏「はい☆ 持ってきますから、ここちゃーと半分ずつ・・・で、いいかな♪」
心桜「わぁ! ありがと! つっちゃー!」
七夏「〜♪」

 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

心桜「白熊氷アイスってさぁ。割と色々な種類があるよね?」
七夏「はい☆」
心桜「黒熊氷アイスは無いのかなぁ?」
七夏「え!?」
心桜「だってさ。白熊ばかり取り上げられて黒熊も主張していいんじゃないかなーって」
七夏「でも、黒いアイスって・・・」
心桜「イカ墨使えばいいんじゃない?」
七夏「そういう事ではなくて・・・その・・・」
心桜「何?」
七夏「えっと、見た目・・・」
心桜「ええー黒だよ! 黒! 魅惑の黒っ!!!」
七夏「魅惑!?」
心桜「笹夜先輩の黒髪っ!」
七夏「あ♪ 素敵です☆」
心桜「でしょ!?」
七夏「はい☆」
心桜「んで、その魅惑の笹夜先輩はっ!・・・って振り返ってみたけど居ない・・・」
七夏「今日は笹夜先輩、所用があるそうです」
心桜「そっか。残念! でも、魅惑の黒髪アイスは是非食べてみたいね〜」
七夏「あれ? 黒熊じゃなくて黒髪なの!?」
心桜「どっちかって言うと、黒髪の方がいいかなーって、なんとなく」
七夏「黒髪アイス・・・」
心桜「あ、念の為に釘刺しとくけど、黒髪は入ってないからねっ! あくまでもイメージのお話ですっ!」
七夏「はい☆」
心桜「あれ? つっちゃー真面目に考えてるのかなーって思ってたんだけど」
七夏「白熊さんアイスに、白熊さんが入っている訳ではありませんから♪」
心桜「んー、そうなんだけど、だったら、何で考え込んでたの?」
七夏「えっと、黒熊アイスが、イカさんの墨なら、黒髪アイスは黒蜜かなぁーって♪」
心桜「おぉー! そう来たか!」
七夏「くすっ☆ 今度、アイスに黒蜜を添えてみますか?」
心桜「いいねー!」
七夏「では、笹夜先輩が来られる時までに、考えておきますね♪」
心桜「ありがとー! つっちゃー! これで、黒熊も一応納得かな?」
七夏「え!?」
心桜「やっぱり、片方だけ話題にするのは、不公平だからねっ!」
七夏「はい☆」
心桜「そろそろ、あたしも本編に登場できないのかなぁ?」

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