プロローグ
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???「少し不味い事になったな。」
一人の男が深刻そうにしていた。
すると、もう一人男が来た。
???「どうしたんだい、夜ト?」
夜ト「いや、人間達の様子を観ていたんだがどうやら一人の高校生が 堕天使達に狙われているみたいなんだよ。」
???「へぇ・・・何でまた?」
夜ト「その高校生は二天龍の一対の赤龍が宿ってしまっているみたいでな。」
???「なるほどね、それを恐れた堕天使達がその高校生を殺そうとしているわけだね。」
夜ト「あぁ、どうする?」
???「まぁ、観てしまったものは仕方がないよ。君じゃあ接触するのには無理があるから僕が行くよ。」
夜ト「すまないな、俺の代わりに。」
???「気にしなくても良いよ、友達のために動くのは当然さ。それに・・・・・」
夜ト「それに?」
男は少し微笑んでこう言った。
???「この僕に届くかもしれないだろう?だから行くっていうのも理由の一つだよ。」
夜ト「相変わらず探してんのか、自分に勝てる存在を。」
???「うん、それが僕の望みでもあるからね。僕が本気を出しても尚勝つことのできない者、そんな存在に会ってみたい。」
夜ト「そうか、見つかると良いな。」
???「うん。さて、じゃあ行ってくるよ。」
夜ト「あぁ、気を付けろよ。」
そして男は始めから居なかったかのように消えていった。
夜ト「はぁ、お前が本気を出しても敵わない奴、いや、そもそもお前に半分の力を出させる奴だって居ないだろうよ。
何故なら、お前は・・・・・・・
数百年前に起きたあの戦いで無傷で生き残った存在、そしてあの天空神であり全知全能と言われていた神、ゼウスをいとも容易く破った神・・・
日本最高の武神、建御雷神 なんだからな。」
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???「待ちなさーい!!」
俺達は今女子達に追いかけられている。追いかけられているといっても、別にモテているという訳ではなく、むしろ変態の最低野郎だと思われているだろう。俺の友人の元浜と松田、そしてこの俺、兵藤一誠は教室で、エッチな話や、エロ本の交換などをしていることで女子からは凄く嫌われている。それについさっき、着替えを覗こうとしてそれがバレてしまい、今に至るわけだ。
元浜と松田「「ヤバいぞ!イッセーもっと急げー!!」」
イッセー「いや、分かってるんだけど、そろそろキツイ。」
元浜と松田「「確かに、もう限界だぁ!」」
その時俺は誰かにぶつかってしまっ
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