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何もない俺が異世界転移
12.ヴェラス城へ
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はこの先におられます、どうぞお進みください。」

そういって扉を開いた先には広い間がありその奥には豪華な椅子に座る一人の男性。
その方が王様なのだろう。

「ヴェラス王、英雄テジモフが参りました!」

セラムさんが王と思われる人にそう告げた

「よく来たなテジモフ、それで今日はどんな用件かな?」


今俺は一国の王様の前にいる、緊張して体が少し震えている。

「ああ、話というのはな...。」

こうして俺とテジモフさんはヴェラス王と会話を始めた。
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