第8話
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カ!」
アルトのバトロイドが近づこうとするのをブルーが止めた。
アルト「何を?」
リュウイチ「右上を見ろ」
言われた所を見ると、見た事無い機体が居た。
アルト「お前は何者だ?」
???「・・・・・・・」
リュウイチ「死ね」
ブルーが問答無用で仕掛けた。
不明機は長いビーム砲を取り出すと、ブルー目掛けて撃った。
しかしブルーに当たる直前、ビームが曲がった。
???「?」
リュウイチ「『トランザム!!』」
ブルーが一瞬姿を消したかと思うと、不明機の目の前に既に近づいていた。
ツインビームサイズで不明機が、ビーム砲を持っている右腕を斬り飛ばした。
不明機はファイターモードに変形すると、全速で逃げて行った。
ランカの実の兄貴を殺す訳にいかんか、最近『死神』が大人しい。
リュウイチ「チィ。仕留め損ねたか、アルト。ルカは大丈夫か?」
アルト「はい、生きています」
ブルーに斬り落とした腕とビーム砲を持たせた。
リュウイチ「これはお前が持って帰れ。LAIに出せば何か分かるかもしれん」
アルト「分かりました」
リュウイチ「通路を戻るのも面倒だ。ちょっと下がっていろ」
ブルーはツインビームサイズを仕舞うと、ツインバスターライフルを出し構えた。
引き金を引くと眩しい光と共に、壁に大穴が開き外へ繋がった。
リュウイチ「先に行け。俺がこいつを持って行く」
アルト「はい」
外に出て充分距離を取るとユーリに連絡をした。
リュウイチ「ユーリもう終わった。消してくれ」
ユーリ「はーい」
しばらくすると巨大なエネルギー弾が、ナイト級母艦を飲み込み光の中消えて行った。
アルト「今のは一体?」
リュウイチ「ウチの始末屋の大砲だ。帰るぞ」
戦闘宙域に戻って来ると、ギャラクシー船団の2隻は既に居なくなっており、戦闘も終了していた。
リュウイチ「オズマ、無事連れ帰ったぞ」
オズマ「すまん。アルトそれは?」
アルト「奴の中でバルキリーと思われる、不明機と交戦。リュウイチさんが斬り落としました」
リュウイチ「逃げられたけどな。LAIで調査してもらえば、何か掴めるかもしれん」
オズマ「分かった。俺達の方で出しておく」
リュウイチ「それでギャラクシー船団の本隊は?」
オズマ「結局分からず仕舞いだ」
リュウイチ「そうか。無事だと良いが」
まあ予定通りに2隻だけ救出、俺達はフロンティア船団に戻った。
シェリル・ノームは帰る先が不明となり、フロンティア船団で芸能活動を始める。
またランカも映画出演を切欠に、人気が上昇多忙な毎日を過ごしていた。
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