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とある3年4組の卑怯者
132 決意
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は切なく思えた。リリィが話しかけた。
「藤木君、笹山さんも応援しているんだから、大会頑張ろうよ・・・」
「うん、そうだね・・・」
 藤木は笹山がそれだけ自分のスケートを応援している事が分かった。ならやめるわけに行かなかった。
 
 やがて皆は病院を後にした。藤木は笹山の気持ちに応えるために、一度決意した大会の辞退を撤回する事にしたのだった。
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