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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第四十四話 ナンバーズ 2
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逮捕した少女は口を閉ざす。
誰も彼女を説き伏す事ができない中、アスカがルーテシアに近づく。
だが、そこにナンバーズの影が……
魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者、始まります。
アスカside
この紫色の髪をした女の子、ルールー?とアギトとか言う融合騎を逮捕したまでは良かったが、この子ぜんぜん喋んないんだよね。
もっとも、ヴィータ副隊長を始めとしてスバル、ティアナ、ギンガさんがあの二人を取り囲んで尋問してんだから、怖くて声なんか出ないわな。
なんて事を口にしたら、オレも尋問喰らうから言わないけど……
とりあえず、この場はスターズ+1に任せて、ライトニングは周辺警護と行きましょう。
と、その前に……
『ライトニング5からロングアーチへ。空の状況とヘリの様子を教えてください』
念話でオレは確認を取る事にした。
コッチは落ち着いたし、後は空で戦っている部隊長とヘリの決着がつけば、この事件は終了の筈だ。
『こちらロングアーチ3。八神部隊長の方はもう少しで……いや、いま終わったよ。追加戦力の確認はされず。ヘリはそろそろ廃棄都市を抜ける頃かな。ヘリの現在地データ、いる?』
アルトさんが詳しく説明してくれた。一応、データをもらっておくか。
『お願いします、アルトさん』
『はーい』
カワイイ返事をして、アルトさんはデータをラピに転送してくれた。
いや〜、戦場でオペレーターの声って癒しになるね。
向こうの4人には無いし。
っと、変な事を考えてると何故かバレるから気をつけなければ。
オレは送られてきたデータを確認する。
「もうチョットで廃棄都市を出る、か」
何となく、ヘリが飛んでいる筈の方角に目を向ける。
「見えませんよ、アスカさん」
うん、見えないね。
エリオの言う通り、その方向にはデカいビルが立ちはだかっていて、当然の事ながらヘリは目視する事ができない。
「あのビルの向こうを抜けないと見れないか」
まあ、ここまできたら大丈夫だろう。
ガジェットを投入したって、隊長も向かってきてるんだ。何があっても大丈夫。
とりあえず、コッチの容疑者を何とかしないとな。
スバルとティアナが尋問しているけど、ルールーとやらは目を瞑って何も答えない。
時折、ヴィータ副隊長も口を出すけど、何の反応も無し。
歳の割に、いい度胸してやがる。
うし、じゃあちょっとお話してみますか。OHANASIじゃないよ?
outside
口を閉ざしたままのルーテシアは、スバル達の声に耳を貸さなかった。
アギトも黙ったままで辺りを睨みつけ
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