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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第四十四話 ナンバーズ 2
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「「「「「「「!!!」」」」」」」

全員がハッとした。

「スバル!あのビルにウイングロード伸ばせ!」

オレはさっき眺めていたビルを差して叫んだ。

「え?でも届かないよ!あんな遠くまでなんて!」

「いいから早くしろ!」

今は説明している暇はない!

「わ、分かった!ウイングロード!」

スバルのウイングロードが真っ直ぐに目的のビルに向かって突き進むが、当然途中で途切れてしまう。でもそれでいい!

オレはウイングロードの上に立って、角度計算をする。

「あと2度だけ上に上げてくれ!」

「えっと、こう?」

オレの指示通りにスバルはウイングロードの角度を修正する。

「ラピ!ソニックムーブとエリアルウォークのコンボやるぞ!計算は任せる!」

《了解!》

オレはウイングロードを滑走路代わりにして魔法を発動させる。

「カタパルトダッシュ!」

一気に目的地のビルの屋上に着地する。

《マスター!高エネルギー反応です。推定Sランクの物理破壊型砲撃!》

「エネルギー発生地点とヘリの直線コースで足場のある場所は!」

間に合うか!?いや、間に合わせる!

《下方に100メートル先の中規模ビルです。そのビルの上空30メートルを砲撃が通過する予測です!》

100メートル……あれか。

「アスカ!一体どうしたの?」

そこにギンガさんが追いついてきた。ナイスタイミングだ!

「ギンガさん!あのビルに向かってウイングロードお願いします!」

「え?う、うん」

特に説明しなくても、ギンガさんはオレの言う通りにしてくれた。

オレはギンガさんのウイングロードを使って、再びカタパルトダッシュでそのビルに移動する。

着地と同時に、オレはカードリッジが六発装填されているマガジンをラピに差し込んだ。

「間に合えよ!カードリッジフルロード!」

《了解!》

カードリッジの魔力がラピに流れ込む。

オレはその魔力を一度リンカーコアに戻して加速させる……

くっ……さ、さすがに…きついな…で、でも、これをやらないと!

「ア、アスカ!?」

ギンガさんが再び追いついてきたけど、いま説明している余裕はない!

「魔力回路最大加速!多重バリア展開!いけぇっ!」

オレの素の魔力+カードリッジの魔力。これを魔力回路の加速で最大限に増加させて、最強のバリアを上空30メートル地点に展開させる!

「ビーハイブ!」

ラピから伸びた白い魔力光が、上空で多重の六角形に変形する。

蜂の巣のようなバリアが上手く広がった。

さあ、きやがれ!





outside

アスカとギンガがいなくなった現場で
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