130 救出
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。子分の一人が鋸を振り回したが、横須が決死の体当たりをした。さきこがその子分を捉え、鋸を取り上げた。
「こんなもの振り回して危ないじゃない!!」
さきこは怒鳴りつけた。根岸とよし子が鹿沼らと協力して堀内からバットを取り上げた。堀内が鹿沼と根岸に身動きを封じられた。たかしが堀内に近づいた。
「堀内君、君は・・・、最低な迷惑者だよ!!」
たかしは拳を堀内の顔に突き付けた。
「この野郎・・・!」
「僕にいじめをさせた恨みを晴らしてやるよ!!」
たかしはもう一発、堀内の顔を殴った。ひろ子と本郷は笹山に近寄った。彼女の姿は全身血だらけだった。
「さ、笹山さん!笹山さん!!本郷君、急いで運ぼう!!」
「うん!」
その時、警察官が5、6名駆け付けた。
「君達、大丈夫かい!?」
「はい、ですが、この子が・・・!!」
ひろ子が笹山を警官達に見せた。
「分かった。救急車も回したから今すぐ校庭に運んでくれ!!」
堀内と暴れん坊の子分は警官に取り押さえられた。ひろ子と本郷は大急ぎで笹山を運んだ。
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