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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
十三話〜ナンバーズ
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side レジアス
副官である娘オーリスから見せられた映像は、衝撃的なものだった。
「なんなんだこれは!」
「本日海上にて遺失物捜査部、機動六課がAMF装備のアンノウンとの戦闘時に起きたものです」
「このような膨大な魔力をこんなところで使うなど……ふざけている!」
「この魔力反応、SSSクラスの魔力が観測されたにもかかわらず、付近への影響がありませんでした。この魔力の使用者は、機動六課部隊長、八神はやて二佐です」
「八神……!?あの八神はやてか?」
「はい。闇の書事件の八神はやてです。それと、こちらを」
次の映像は浅黒い肌に白い髪の赤い外套姿の男だった。
「この男は?」
「機動六課所属、衛宮士郎三等空尉です。管理局所属前の経歴が不明であり、八神はやての特別戦力扱いになっています。後見人が元管理局提督、ギル・グレアム氏であることも気になります」
「経歴不明……どうせ犯罪者つながりであろう!」
「……問題発言です。公式の場ではお控えください」
「わかっている!……近いうちにお前が直接査察に入れ。問題があれば即部隊長の査問だ」
「了解しました」
海の連中め、好き勝手にしおって……!
side なのは
保護した女の子は聖王医療院に入院させることにし、現在は私と士郎君が様子を見に来ている。
「検査も問題なかったし、私たちも戻って報告書書かないとね」
「そうだな。しかし、あの少女は一体……」
「狙われる、っていうことは何かあるのかもしれないね……」
そんな会話をしながら売店の前を通ると、ウサギの人形が。
「私、もう少し残るから士郎君は先に戻ってて」
「構わんが……なにかあるのか?」
「もう少しあの子の様子を見ててあげたいんだ」
「そうか。あまり遅くなるなよ」
「うん」
それだけ言うと士郎君は帰っていった。
人形を購入し、あの子のところへ。
「ママ……」
「……大丈夫。ここにいるよ」
うわごとで母を呼ぶ女の子。私はしばらくの間、そばにいて手を握っていた。ママはここにいるよ、と語りかけながら。
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