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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百話
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、英雄時代の一騎当千の戦によぉ」

面白い意見だ。

人間の科学の発展に追いやられ、それを間近で見ていた『人ならざる者』が語る戦争への見解。

「ちょっとメモするから待って」

ホロウィンドウを呼び出しさっきの話をメモする。

「お前なぁ…」

「面白いんだからいいじゃん」

「あっそ…」



適当な居酒屋を見つけて入る。

静かな店だ。

奏とカウンターに座ると店主に声をかけられた。

「おいおい姉ちゃん。こんな時間に子供連れかい?」

「いやぁ、ちょいと昼寝させ過ぎちゃってさぁ。
寝付けないってんで夜の散歩って訳さ。
そしたら今度は腹が減ったらしくてよ」

奏の頭をくしゃくしゃと撫でる。

「っかー…子育てはたいへんだねぇ…
旦那は?」

「旦那?」

えーと…どう答えようか…

「はは、旦那はジャパンだよ。モンドグロッソを見たついでの観光なんだ。
旦那はモンドグロッソなんてきらいだーって来なかったんだよ」

「おや、どうして?」

「どうも勤め先の社長が女尊男卑派らしくてねぇ」

「よく結婚できたな…」

「親友の紹介でね。あ、牛肉のタルタルと適当なパン、後は白ワインと…クレームキャラメルを二つ頼む」

「太るぞ?」

「大丈夫、太りにくい体質なのさ」

料理が出されて店主と談笑していると、銃声が聞こえた。

「店主?」

「いつもの事さ。最近物騒なんだ」

「仮にも首都だろ?警察は何してる?」

「さっきアンタも言ってたが、今は女尊男卑の世の中だ。
警察も女からの通報じゃなきゃこんな真夜中に即応しないのさ」

店主の言うには現在パリでは女性権利団体と旧来の男性派閥が衝突しているらしい。

しかもどちらのバックにもマフィアやギャングのような非合法な物を扱う輩がついており、ソードオフショットガンやアンチマテリアルライフルを持っている奴もいるらしい。

「へぇ…」

「その上警察内部にも男女の亀裂があってな。
動けないんだ」

「それでいいのかよ国家権力…」

「ジャパンはどうなんだ?」

「あぁ、ジャパンの警察は基本的に男性社会だからね。
こういうのは起きないよ。ただ若いバカ共が痴漢冤罪吹っ掛けて遊んでるのはいただけない」

「そいつぁ勘弁」

唐突に服を引っ張られた。

奏が俺の服をクイクイと引いている。

「あぁ、店主、どうやらおねむみたいだ。
会計を頼む」

「あいよ」

金を払って、店を出る。

「なんだよ奏?」

「なぁんか面倒事の予感がしたんだよ」

「いや、こんな銃声の中で外に出る方が面倒事になるだろ」

そう、例えば…

なんかこっちに
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