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ジーンは転生してもジーンだった
ジーン伍長少しは活躍する
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ザクUがガンダムに近づき、ザクマシンガンをコックピットに撃ち込んだ。
 120mm弾が内部に入り、ガンダムは動かせなくなった。
 
 ジーン「まだだ! コアファイターがある限り、こいつはまだ動かせる」
 デニム「ジーンもう良いだろう、撤退するぞ」
 ジーン「まだです。こいつは3段ブロック式で、パーツを残すと復活してしまう」

 そうだ、あいつはスーパーナパーム弾を使った筈、何処かに置いてあるはずだ。
 ジーンはそこら中の倉庫を、虱潰しに探して回った。
 
 ジーン「見つけた。これさえあれば」

 ジーンはザクUにスーパーナパーム弾を、持たせるとガンダムの上に置いた。

 ジーン「デニム曹長。下がってください。連邦のMSを全部消滅させてやる」

 ジーンのザクUがスーパーナパーム弾を撃ち貫いた。
 辺り一面が業火に包まれて、流石のガンダムも溶解していった。

 ジーン「これで良い。これでジオンが勝つ」

 ジーンは残っていたガンキャノンの腕のパーツと、ビームライフルを取るとようやく撤退した。


 シャア「デニム貴様には偵察を命じた筈、誰が破壊して来いと言った!!」
 デニム「申し訳ありません」
 シャア「ジーンそんなに手柄が欲しければ、最前線でも何処へでも行くと良い」
 ジーン「手柄に興味はありません。少佐それより急いで、持ち帰った物を調べてください」
 シャア「何故だ?」
 ジーン「あれはMS用ビームライフルとルナ・チタニウムだと思われます」
 シャア「何だと!」
 ジーン「連邦がそんな物を量産すれば」
 シャア「分かった。貴様の処分は一時保留だ。デニム独房へ入れておけ」
 デニム「はっ!」

 シャアは整備兵にジーンの持ち帰った物を、調査させたところ間違いないとの事であった。

 シャア「ドズル閣下。連邦のV作戦を捉えたのですが・・・」
 ドズル「何だ、歯切れが悪いな。どうした?」
 シャア「新兵が勝手に攻撃を仕掛けてしまい、破壊してしまいました」
 ドズル「ガァハハハ、仕方あるまい。貴様の下では活躍出来んからな」
 シャア「はぁ。しかしとんでもない物を、持ち帰ってきました」
 ドズル「連邦のMSでも奪ったか」
 シャア「いえ。MS用ビームライフルとルナ・チタニウムの装甲の一部です」
 ドズル「何!連邦はMS用のビームライフルを完成させたのか」
 シャア「はい。調査の結果間違いなく」
 ドズル「シャア。それを大至急本国に、持ち帰り解析させろ」
 シャア「はっ、ただちに」
 ドズル「それとその新兵階級は?」
 シャア「伍長でありますが、何か?」
 ドズル「俺の特例で少尉にしてやる。貴様の部隊は2階級昇進だ。いいな」
 シャア「プロパガンダに使われるのですか
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