暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜灰の軌跡〜 閃V篇
異伝〜終焉に諍う英雄達の来訪〜第4話
[12/12]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
れた表情で溜息を吐いた。



「ハア……まあ、エオリアの件云々については一端置いて………”神殺し”という異名で呼ばれている事からセリカも”神”と同等の存在らしいわ。しかもセリカの仲間達もみんなとんでもない使い手ばかりで、その仲間の中には女神や魔王の一柱、教会の”聖典”や伝承で出てくるような”戦乙女(ヴァルキリー)”を召喚して使役する仲間もいるから、ぶっちゃけセリカ達がいれば、アナタ達の説明にあった”巨イナル黄昏”やらエレボニア帝国の”呪い”やらも全部”力技”――――要するに神やら魔王の力で”全て消し飛ばす事”で解決できるのじゃないかしらと思っているわ。」

「ち、”力技”で全部解決って………」

「確かに話から推測すると非常識過ぎる存在の集団のようですから、冗談抜きで”力技”で何とかできそうですね。」

「今までの話を総合すると、”ディル=リフィーナ”という異世界はゼムリア大陸にとってはとんでもない”魔境”のようだな……」

「フフ、逆に考えれば黒の工房や結社―――宰相達の”力”すらも通じないような凄まじい存在が多数存在しているようですから、そのような方々の協力を取り付ける事ができれば、宰相達の野望を確実に阻止できるかと。――――ですが、問題は”こちらの世界のリィン教官の嘆願がなければエレボニア帝国を滅ぼしていた可能性があるメンフィル帝国に戦争相手であったエレボニア帝国が原因で起こりうるであろう大事件を阻止する為にどう協力を取り付けるか”、ですか。」

ミシェルの説明を聞いたユウナは表情を引き攣らせ、アルティナとクルトは疲れた表情で呟き、ミュゼは微笑みながら指摘した後表情を引き締めてある問題を口にした―――――

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ