異伝〜終焉に諍う英雄達の来訪〜第4話
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過言ではない超が付く凄腕の剣士―――いえ、魔法剣士よ。」
「か、”神殺し”……っ!?何なんですか、その滅茶苦茶物騒な異名は……!?」
「今までの話に出て来た異世界の使い手達を考えると推測通り……いえ、それ以上の非常識な存在が出てきましたね。」
「ふふっ、普通に考えたらその異名通り”神”を”殺した”人物のように聞こえますが………」
「しかも”双界最強の剣士”と言われるほどの魔法剣士という事は魔術の使い手でありながら、相当な腕前の剣士でもあるのか………一体、どれ程の使い手だ……?」
ある人物の説明をミシェルから受けたユウナは信じられない表情で声を上げ、アルティナは疲れた表情で呟き、ミュゼは苦笑し、クルトは興味ありげな表情を浮かべた。
「ちなみにその”嵐の剣神”―――セリカさんは1年半前様々な経緯によってこのクロスベル支部にサポーターとして協力してくれた上D∴教団事件やクロスベル動乱の解決にも力を貸してくれたんだけど………その際に、色々あってそこのエオリアはそのセリカさんのハーレムの一員になったのさ。」
「ちょっと、リン?他にも言い方があるでしょう?せめて、メイドって言ってよ。私は”レシェンテちゃん達と同じ存在”になっているのだから。」
「えええええええええええええええっ!?凄い美人で性格もかなり良くてその事からたくさんの男の人達からモテているのに、ティオ先輩みたいな可愛い女の子しか興味がない事から若干”百合”方面なんじゃないかって思っていた残念美人のエオリアさんに恋人……しかも、教官やロイド先輩みたいに複数の女性を恋人にしている人の恋人〜〜〜!?」
リンに指を刺されたエオリアがジト目で反論したその時、ユウナは驚きの声を上げた。
「”百合方面”とはどの方面の事を言うのでしょうか……?」
「ふふっ、それもまた”乙女の嗜み”―――いえ、この場合”殿方の嗜み”と言った方がいいでしょうか♪」
「いや、僕も意味がわからないんだが………」
ユウナの話を聞いてある事がわからないアルティナの質問に微笑みを浮かべて誤魔化したミュゼに視線を向けられたクルトは疲れた表情で答え
「へ、へえ?ユウナちゃんったら、私の事をそんな風に見ていたんだ?という事はこの世界のユウナちゃんも、私の事をそんな風に見ているという事になるわよね……?」
「あ”。」
「ハア………そんな事を言われて気にするくらいなら、その悪癖を人前で出さなければいいだけの話じゃない………」
「まあ、エオリアには一生無理だろうねぇ………」
顔に青筋を立てて威圧を纏った笑顔を浮かべたエオリアに見つめられたユウナは失言を口にしてしまった事に気づいて冷や汗をかいて表情を引き攣らせ、その様子を見守っていたミシェルとリンは呆
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