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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第九十九話
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「一夏、姉さんに従っておけ、ネコにブドウは厳禁の筈だ」

「タマネギ食って死んでないんだからブドウも食えるわ。
つかブドウは犬科のお前も同じだろうが」

「私のはアップルジュースだから問題ない」

「まぁ…いいや…はい、束さん」

一夏と束がジュースを交換する。

「ありがと、いっ君」












十数分後

「うみゃー…みゃう…うにゅぅ…」

「えっと…若?」

「みゃー…?」

フィグネリアの声に応えた一夏の目は、トロンとしており、頬は上気していた。

「みゃー…」

現在は千冬と円香の膝の上で腹這いになり、撫でられていた。

「うみゅー…」

「あー…束博士」

「なんだいヴィッサリオン君?」

「キウイってたしかマタタビ科じゃぁなかったか?」

「おぉ、よく知っていたね」

「束…ナイスだ」

「でっしょー?
でもあんまりやると私と箒ちゃんの抑えが効かなくなっちゃうからねぇ…」

「変態だな…」

「いっ君が可愛いのがいけないんだよ」

エレンとリムが、一夏の顎を撫でた。

「あ…ふにゃぁ…」

二人がゴクリと唾を飲む。

「「……………」」

そのルビーとサファイアのような瞳に妖しい光がチラつく。

「ストップ」

フィグネリアが二人を止めた。

「ウチの子がイケナイ事に目覚める前に若をどうにかしてくれ」

「わかった…姉さん、一夏を空いてるコンパートメントに連れていこう」

「はいはーい。わかったよ箒ちゃん」

束が一夏を抱き上げ、箒を連れてコンパートメントから出ていった。

「はぁ…色ボケ共め…」

千冬の呟きに、フィグネリアとヴィッサリオンは苦笑し、円香とアルシャーヴィン姉妹はクエスチョンマークを浮かべた。

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