幕間の物語
─ナミの心象T─
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は潰えた。』
『─言ってしまえば今回の件に手を出したのは俺のエゴだ。ナミを助けたい、ナミの願いを叶えたい。─まあ、つまり俺は自分の意志のもと行動しただけだ。だからナミは今回のことに対して俺に恩義を感じる必要も、何か必要以上に考え込む必要はないんだ。』
だから自分に恩を感じる必要はないのだと。
そうアキトは言ったのだ。
『あったさ。…意味ならあった。ナミの必死に頑張る姿はきっとこの村の人たちにとって希望だったはずだ。最後は俺が解決してしまったけど村の人々はナミの頑張る姿を見て今日のこの日まで耐え忍ぶことができたんだと思う…。それにお金を集めるために海を渡っていなければルフィたちには出会えていないだろ?』
加えて私に励ましの言葉を掛けてくれたのだ。
この瞬間私はアキトという少年の本質を理解したような気がした。
一応気持ちの整理が付いた私はアキトを酒の席に誘った。
やはり親睦を深めるには酒と相場が決まっている。
その後私はノジコ達の声援を背に受けながらココヤシ村を後にした。
私の夢を叶えるために。
行ってきます、ベルメールさん、ノジコ、ゲンさん、皆。
To be continued...
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